乾燥肌　原因　保湿　対策

なぜ乾燥肌を招くのか知ろう！

しっかりケアしているのに全然乾燥肌が治らない！そんな方は間違ったケアの仕方をしているかもしれません。 ここであなたがしているケアが正しいのかチェックしてみてください。

�@洗顔時にゴシゴシ洗う、洗顔の回数が多すぎる
汚れを落とそうとゴシゴシ洗う、何回も洗顔すると肌が持っているバリア機能を壊してしまい、乾燥肌を招いてしまいます。またお肌に炎症を起こし、シミになってしまう場合もあります。

�A顔にスチームをあてる
これは一見お肌が潤うように感じます。しかし肌についた水分は体温で予想以上に早く蒸発します。その際にスチームで得た水分だけでなく、肌の中にある水分まで蒸発させてしまうため乾燥肌を招く結果となります。

�B洗浄力の強い洗顔料
洗浄力の強い洗顔料は皮脂、汚れを落としてくれますが、必要な皮脂まで落としてしまい乾燥してしまいます。

�Cエアコン
エアコンは湿度を下げ乾燥を招きます。

�D食事
必要な栄養が不足すると、代謝が悪くなり潤いが保てなくなってしまいます。また代謝が悪くなると、皮脂が作られなくなるので乾燥してしまいます。

�Eストレス
ストレスを受けると、ホルモンバランスが乱れます。乱れるとコラーゲンなどの肌の保湿成分が減少するため、乾燥します。

�F喫煙
喫煙は血管が収縮して血行、代謝が悪くなります。それによって肌のコンディションが悪くなり乾燥肌を招きます。


こうして原因をあげてみると、普段何気なくやってしまっていること、間違った認識があるのではないでしょうか？乾燥肌から抜け出すためにまずは正しい知識を身につけていきましょう。

乾燥するとなぜ痒くなるのか？

冬になると身体中のあちこちが痒くなる経験はありませんか？全然治らなくてかいてしまって肌を傷つける方もいます。 なぜ痒くなるかというと、乾燥している肌は肌のバリアが衰えている状態です。ここに刺激が加わると痒みが生じてしまうのです。 髪の毛が触れたり、衣服の接触ですら刺激になってしまうのです。しかしここで掻くのを我慢しないと、さらに刺激が加わり より痒くなっていくという悪循環が発生します。

痒みを抑えるには？

もちろん我慢できれば我慢すればいいのですが、痒みは我慢できないことが大抵ですよね。ですので痒みを抑える方法をお伝えします。 当然、乾燥によって痒みが発生しているので「乾燥肌の原因」でお伝えした事は避けなければなりません。その他の方法についてお伝えします

�@塗り薬やクリームを塗る方法です。グリセリン、コラーゲン、ヒアルロン酸、尿素や抗ヒスタミン剤、セラミド、ビタミンEなどの痒みに有効な成分が含まれたものを使ってみましょう。合わなければ医師や薬局で相談してみましょう。

�A衣服の選び方も重要となります。 少しの刺激で痒みが発生しますから、なるべく刺激の少ない服を選びます。科学繊維やウールは刺激となるので肌に良くありません。木綿やシルクの肌触りの良い服を選びましょう。

�B爪も短く切っておきましょう。爪で引っ掻くと傷になったり、炎症してしまう事があります。そこからさらに痒くなる場合があるのでなるべく肌を傷つけないように爪は切っておきましょう。

本当に効果のある保湿方法を知ろう

効果のない保湿とは？
そもそも化粧水を使用するだけでは保湿した事にはなりません。なぜなら化粧水だけでは水分が蒸発してしまうからです。それどころか蒸発する際に肌の中の水分まで一緒に蒸発してしまいます。ちなみにこの状態を過乾燥と言います。 水分お蒸発を防いで保湿するためには油分が必要となります。油分とは体から分泌される皮脂の事です。過剰にありすぎても困りますが、全く無いのも困るのです。保湿とは肌の水分を油分によって蒸発を防ぎ、水分を肌で保っている状態の事を言います。通常、化粧品の化粧水が水分、乳液、保湿クリームが油分の役割を果たします。この二つの要因が重なって初めて保湿となるのです。化粧水だけでは保湿にならないと言いましたが、当然乳液や保湿クリームだけでいけません。油分だけではそもそも閉じ込める水分がありません。化粧水はただの水じゃなく、保湿成分が入っているから、蒸発しないと思うかもしれませんが、化粧水は成分のほとんどが水です。ですので化粧水だけではやはり保湿できないのです。

効果のある保湿方法とは
保湿をするには水分と油分という事は先ほどお伝えしました。その後の保湿方法についてお伝えしたいと思います。 洗顔をしたらまずは化粧水を塗りましょう。まずは手の体温で化粧水を温めます。この温めるという作業が浸透力をUPしてくれます。その後塗り方なのですが、パッティングするのではなく、手で軽く抑えるようにして肌に馴染ませて浸透させます。次に乳液や保湿クリームですが、乳液を手の平にとり、おでこ、ほほ、目の下へ塗りましょう。手の平に残った乳液を指先になじませ顔の中から外へ広げていきましょう。 皮脂分泌の多い、鼻とあごは軽く押さえる程度に乳液を浸透させましょう。ここでも化粧水と同じように抑えるように塗ってあげるのがポイント。顔と手の平がモチモチと吸いつくようになったら保湿完了です。


いかがでしたでしょうか？乾燥には色々な原因があり、保湿と言っても正しいやり方をしないと効果がない事が理解できたと思います。これを機会に正しい保湿をし、乾燥肌から卒業しましょう。